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ベンチャー企業のSEのひとりごと

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自称ITアーキテクトの自堕落な日常を綴る日記です。
技術ネタを書こうと始めた日記なのに、文房具ネタの方が多いというのが目下の悩み。

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2006-11-03 [金]

_ [stationery] セーラー万年筆川口さん談話会

ペンクリニック恒例の談話会に今回も行ってきました。今回のドクターはセーラー万年筆の川口さん

セーラーのクリニックというと長原親子が有名だと思いますが、現在は川口さんの方が精力的に全国を回られています。

なんでも年に50箇所も回られているとか。ほぼ週1回のペースで出張している事になりますね。歳で辛くなってきたとぼやいておられました。

最近はペンクリニック以外でも工場で販売員相手にペン先調整の合宿等を行っているようで、ナガサワ文具センター吉宗さんも一番弟子だと自認されていました。もっとも、川口さんの方は「そう思ってる人は何人もいる」と突っ込みを入れていましたが。

今回のお話の内容は主にプロフィットシリーズの開発秘話と川口さんの天然素材へのこだわりについて。

今年もナガサワオリジナル「川口コレクション」を発売するようなんですが、まぁ結構な値段なんで全然手がでませんねぇ。

こだわりの一品を手にしたいという気持ちはあるんですが、さすがに他社の上級モデルが2〜3本も買える値段は無職にはつらいです。

また、前後してメールマガジンが来ていたんですがプロフィット25周年記念「細美研ぎ」が発表されました。

こちらは川口さんは関与していないらしいんですが、クリニックの経験から感じていた「細字が好まれつつある」傾向を反映していると評価されていました。

元来画数の多い日本語には細字が向いていて当初は実際に「極細」と「細字」しか無かったそうなのですが、舶来万年筆の普及に伴い「中字」、「太字」とラインナップが増えて行ったそうです。

マニアは太字以上の滑らかな書き味を好む傾向がありますが、やはり日本語が美しく見えるのは細字。川口さんとしては普通の人には細字を推奨していきたいようですね。

面白い話としては、セーラーのペン芯(ひだの着いたペンの裏の部分)は、なんと16年間もたった一人の人が担当してきたそうです。セーラーのペン芯は世界一だと誇りを持っているため、参加者からの質問にも「答えられない」でかわしていました。まさに企業秘密ですね。

あとは普通メーカーの人はこの話題に触れないもんですが、インクの入れ替えに付いて。もちろん自社インクが最も相性がいいのは当然ですが、やっぱりいろんな色が使いたいのが人情。とくに国産のものは無難な色しか無いですからね。

比較的どれにでも合うインクはペリカンだそうです。実際今までの経験上ほとんど問題になった事は無いそうです。

いろいろ面白い話も聞けましたが、一番のサプライズは大学生らしき人が何人か居た事。いままでは自分がダントツの最年少だったんですけどねぇ。まぁ層が広がる事はいい事だ。

あと、最後の方で逆質問として普段使っているペンを指名で聞かれてしまいました。もっとも、実は事前に吉宗さんから予告を受けていたのでパニくる事は無かったんですが、問題はその返答。

みんな結構個性的な答えを言ってくれているのに、「有難うございました」で済ましちゃダメですよぉ。

そこからちょっとでも話を広げれば、いろいろとネタが引き出せるというのに。もう。


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